CMS導入と外部ブログの更新情報反映で高い更新性を実現

ニチエー吉田株式会社様

http://www.concrete.co.jp/

ブランディングCMSサイト

担当概要
  • サイト・コンテンツ企画設計
  • WEBサイトデザイン
  • WEBサーバーインフラ設計/構築/保守

リニューアルに至った経緯

ニチエー吉田株式会社様は1959年の創業以来、打放しコンクリートの仕上げ施工のパイオニアとして数々の技術・工法を開発され、数々の特許も取得されています。近年では、表参道ヒルズなどの打放しコンクリートの仕上げにも携われるなど、全国で数々の実績を上げられています。その一方では、コーポレートサイトをいち早く取り入れられるなど、積極的な情報開示を行ってらっしゃいます。 しかしながら、「打放しコンクリートの仕上げ」というニッチな製品のため、掲載されている情報や表現方法が技術的な内容に偏っており、施工業者など知識があるユーザーには訴求できていたものの、一般のユーザーへの理解・訴求が弱いという問題点を抱えていました。

ブランディングとユーザビリティの向上

一般ユーザーへの訴求を強め、潜在ユーザーを掘り起こすために、打放しコンクリートに関する基礎知識やFAQ、各製品の一般ユーザー向けランディングページの掲載など、製品の紹介・アピールに留まらない高い付加価値を持った構成としました。

一方で、今までのように施工業者や設計事務所などの専門知識を持ったユーザーを満足させる情報についても網羅しなければなりません。そのため、階層の浅いページでは一般ユーザー向けの内容を掲載、深くなるに従ってより専門的な内容を掲載する構成としました。ただ、知識のあるユーザーは既に明確なニーズを持ってサイトを訪れます。そういったユーザーがスムーズに知りたい情報に辿り着けるよう、工法・製品一覧のページを設けるなど、複雑なユーザーニーズを高い次元で両立しています。

デザイン

打放しコンクリートは高いデザイン性を求められる建築様式です。そのため、本サイトを訪れるユーザーもデザインに関して高い拘りを持っているということは、容易に想像することができました。そこでサイトデザインを行うにあたり極力シンプルな仕様とし、吉田工法が実現する打ち放しコンクリート独特の質感を前面に押し出し、製品の高い品質を伝えることに勤めました。

また今回のリニューアルでは、先述のように一般ユーザーの開拓を視野に入れる必要があったため、高いデザイン性を取り入れながらも、ユーザビリティを意識したメニュー構成・レイアウトとしました。

CMS(コンテンツ・マネジメント・システム)の導入

創業以来、弛まぬ努力で開発された独自の技術が注目を浴び、専門誌等に掲載されることも度々あり、自社サイト上でのアピールにこれらのニュースを活用したいとのご要望を頂いておりました。また、ニチエー吉田様の営業範囲は全国に広がっています。全国で施工された実績情報をいち早くサイトに反映させるためにも、リアルタイムで更新できるシステムの実装を要望されていました。

これらを実現するためにご提案させて頂いたのがCMS(コンテンツ・マネジメント・システム)でした。webサイトご担当者様は普段、ご自分の業務をこなされる中でサイトの更新を行われています。そのため管理サイドでは、少しでもご担当者様の負担を軽減するために管理画面、入力方法をできるだけシンプルな構成とし、簡単に更新できるよう構築。また機能面についても、施工実績データ検索では、複数条件での検索を可能とし使い勝手を向上、登録された施工実績の最新情報をトップページへ反映するなど、お客様のご要望に応えるためのカスタマイズを行いました。更新頻度を高くし、ご担当者様の負担を軽減、尚且つ更新コストも抑えるという成立の難しい条件をクリアしています。

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